BLOG医院ブログ

2021.05.24

眼科医に送るパンフレットを制作中

眼科医に送るパンフレットを制作中 現在眼科医に送るパンフレットを 製作中です これは毎年、眼科の先生方に当院が何をしているかを紹介する目的で ここでやっている手術や、設備のことを解説するパンフレットを制作して、それを全眼科医に送るのです そうすることで当院がやっている新しい眼形成の治療というものを 年に1度の学会のような場だけでなく、直に知っていただくということができるのです パンフレットの作成には、大体1万字ぐらい必要になってくるのでとても労力がかかるのですが 去年もおととしもページ数20ページほどのパンフレットを作成しました 今年は 千葉や大阪の開業準備の目的もあるのでより1層しっかりと作成しなければならないと考えています そのパンフレットの 前分というか序文を書きましたので、ブログの記事としてここに掲載したいと思います 何かの参考になりましたら幸いです 拝啓 梅雨の候、先生方におかれましては益々健勝のこととお慶び申し上げます。昨年はどの医療機関も大変な時期を過ごしました。患者の外出機会の減少による来客低下やコロナ対策への労力や出費など、平年では必要のない対応が必要になった1年であったことと思います。自院が苦しい中でも、大切な患者様をご紹介頂きました先生方には心から感謝いたしております。 眼形成は眼科医が行う形成治療で、眼科と形成外科や耳鼻科、脳外科などの他科との境界疾患を治す専門分野です。米国臨床留学の経験から世界標準の眼形成治療の普及のため、新前橋かしま眼科形成外科クニリックとオキュロフェイシャルクリニック東京を開業してそれぞれ4年と3年が経過いたしました。東京の開院当初は外来予約がゼロという日もあり、ヒマすぎて悩んだ結果、集客もかねてアメーバブログを始めたりしてみましたが、徐々に先生方のご紹介や患者自身がインターネットを使って調べていらっしゃる数も増えてきたため、お陰様で現在では数多くの来院をいただくことが出来るようになりました。昨年の手術件数は4,016件(眼数・2院合計・2020年1月~12月)を行うことが出来ました。これもひとえに先生方の御診断とご紹介の賜物と感謝いたしております。 当院では入院なしの日帰り全身麻酔をフル活用し、眼窩手術、DCR、小児手術などに適応、その数は年間554件(2院合計・2020年)と、眼科としては全国有数の全身麻酔件数を行っております。これまでのところ日帰りの全身麻酔後に他の医療機関に緊急搬送となった症例は無く、麻酔科医の尽力のもとで安全に施行出来ております。眼窩手術は手術が長時間で入院も長期間にわたるというイメージがあると思いますが、眼窩骨折や骨の一部を外す手技を含む眼窩腫瘍手術などを日帰りで行うことは米国では常識であり、これを導入した結果、患者負担を非常に少なくすることが可能になりました。特にバセドウ病眼症に対する手術は、全国に手術を行う施設がほとんど存在しないこともあり、北海道から沖縄まで全国から来ていただいております。我々は従来の日本の診療であった医療と違ったアプローチで診療を行っておりますので、これまで治らないと思われていた症例を治療しておりますため、先生方の大切な患者様がお困りの症状を治すお手伝いが出来るかもしれません。小児の霰粒腫や睫毛内反から、他院で治らなかった眼窩疾患まで、眼形成の領域であれば何でも診断し、治療も行いますので、面識が無くてもどうぞお気軽にお問い合わせ頂けましたら幸いです。 当院の設立の主目的は眼形成という医療を日本のインフラにすることです。このため眼科医の研修・見学は積極的に引き受けていますし、眼形成の習得を目指す後進の指導はどの大学病院よりも熱心に取り組んでおります。このため手術担当医や紹介状の返信など、鹿嶋友敬からではないものもあるかと思いますが、毎週のケースカンファレンスを通じて診断と手術に関する技術の統一化を真摯に取り組んでおりますので是非ともご安心とご了承をいただけましたら幸いでございます。 末筆ながら、このような状況の中ではありますが、貴社の皆さまのご健康と、益々のご繁栄を心よりお祈り申し上げます。私共で何かお役に立てることがございましたら、遠慮なくお申しつけ下さい。 オキュロフェイシャルクリニック東京院長・新前橋かしま眼科形成外科クニリック理事長 鹿嶋友敬

2021.05.17

”社保の本部に公開異議申立書を送付しました”

ブログを見る 僕は僕の戦い方がありますが 患者さんは自分の身体のことなので、より一層心配だと思います 人生において、何か大きな決断と行動する時ってそう多くはありませんが 1人ひとりの思いが、最終的に大きなチカラとなって物事を動かします 患者さんの人権が踏みにじられ、弾圧されています これはチベットやウイグルで行われていることとなんら変わらないことです 患者さんたちの集まりが行動を起こそうとしています 僕は行動を支えたいと思いますし、その行動を起こすという決断を称賛したいと思います 1人ひとりが声を上げる時がやってきました 1人ひとりが「誰かがやるだろう」と思ってしまっては何も変わらない 時代は昔に戻ってしまいます 既得権益層に、せめて爪を立てて引っ掻いて、自分の意思を表明していただけたらと思います

2021.05.15

子供の霰粒腫は無麻酔で手術する?

子供の霰粒腫は無麻酔で押さえつけて手術する? 霰粒腫って知っていますか? めかご、とか、めばちこ、などと言われるものですね。 ばい菌が原因ではなく、生体内部の炎症によって出来る肉芽腫がその原因です。 治療は塗り薬が第一選択で、治りづらければ内容物の摘出が勧められます。 当院でも、ちょくちょくいらっしゃるのですが、大人の場合、来院当日に局所麻酔して切ってしまいます。 問題は小児(子供)です。 軟膏を塗るくらいならさせてくれますが、 局所麻酔して手術で切開するとなると泣き叫ぶのでほぼ不可能です。 先駆けて日帰り全身麻酔を導入していますので、小児の霰粒腫の紹介があったら麻酔科の医師に依頼して、 眠らせてしまってその間に切開してしまいます。 もちろん泣き叫ぶこともなく、そのまま順調に退院していきます。 痛みの記憶もありません。 米国留学で得た経験からこのようにしているのですね。 最近、とあるドクターが無麻酔で切ってしまえばよいという持論を展開しているのを見ました。 小児は記憶も残らないから大人3人で押さえつけて痛くて泣き叫んでも無麻酔で切ってしまう。 1分くらいで手術が終わるし、あとで聞いても憶えていないっていうのですね。 常に技術は進歩し、より負担の少ない治療が可能に。 世の中は常に一定の方向に進みます。技術は必ず進む方向に行くのですね。 白黒テレビからカラーテレビに変わり、いまはスマホでYoutubeを見る時代になりました。 医療も同様に、大きな切開から小切開に、数週間の入院が必要な手術から、日帰り手術というように、技術はどんどん前に進み後退することはありません。 そういう大きな流れで考えると、無麻酔の手術ってどうなんだろうって思うのです。子供だからといって憶えていないとしても強烈な反感を感じているはずなのです。 そういう行為って、例えば動物で例えるなら、虐待にあたるようなことに思える、無麻酔での手術なんて言ったら、動物なら動物愛護団体がほっとかないですよね。 たぶん医療技術は進歩し、日帰り全身麻酔が当たり前の時代が来ます。 当院であれば、受診から1週間以内に全身麻酔で眠らせた状態で切開することが出来ます。 例えると酔っぱらって寝ている状態で手術するのですね。 意識はありませんし、麻酔もきちんとするので術後もほとんど痛みは無いはず。虐待みたいなことはする必要がありません 必ず患者さんの苦痛を出来るだけ取り除く方向に時代は進むと思いますし、その方向に時代が進むのであれば、それがその方向だと分かっているのであれば、僕はその先取りをしていきたいと思っています。 動画を見る 動画を見る

2021.05.07

Facebook患者会のご登録のお願い

健康保険という制度は、健康を害した時にみんなで支えあうための制度です だから医療機関によって保険が使えたり使えなかったり 患者さんによって適応が異なる、なんてことはないようにしないといけません でも現状では、そういう恣意的な運用がまかり通っています 誰も得をしない決定がまかり通る 患者さんは損しかない 厚労省や社会保険のスタッフだって対応に無駄な時間を取られる じゃあ誰のためにそういう運用をするのか 得するのは誰なのかを考えると黒幕がわかります 黒幕は、バセドウ病眼症の主流を鹿嶋に取られたくない、という人です そういう既得権益者に、患者さん全体の幸せが毀損されている状態です 以前にも書きましたが、患者さんは医療機関や治療法を自分自身で選ぶ権利があります(リスボン宣言) それを捻じ曲げたい人たちがいる 対抗するには患者さんが自分自身で自分を守ることしかありません 以前にもブログで書きましたが、そういう迫害を受けている患者さん同士が患者会を作っています 「甲状腺眼症の医療を前進させる会」のFacebookグループ ここをクリックしてください! (なにかの詐欺サイトとかではありません) https://www.facebook.com/groups/2679010688977917/ クリックしていただき、簡単な質問にお答えいただくとメンバーとして登録されます(許可制) 当ブログの読者の皆さんにお願いです 是非患者会のFacebookグループに参加していただきたいと思っています バセドウ病の患者さんでなくても、賛同いただける方は登録いただけます 賛同していただけるなら、是非登録をお願いします 1人ひとりの数字が、とても大きな力になります ある程度の人数になった時点で次の行動に移るそうです 保険が切られる、ということが固定化する前に動かなければ 手遅れになってしまう可能性が高いのです すでに減圧を行って治っている方も他人事ではありません なぜなら15%の方が再発するとされているからです 再発したときに減圧が保険でできなかったら、高額の負担が必要になります 皆さんのご協力が鍵です 人数が増えなければ、前に進める行動も起こせません どうぞよろしくお願いいたします

2021.05.06

眼窩減圧術は安くてもいいじゃないか

眼窩減圧術は安くてもいいじゃないか 最近とあるブロガーさんの記事で書かれていたことがあったので解説しますね このブロガーさんは活動期の治療を行って、その後に眼窩減圧まで行って元の顔貌を取り戻したのですね そこで今回眼窩減圧が査定されたことを周囲の方に話したところ、 「安くなるならそれでいいじゃない」 と言われたとのことでした 確かに患者さんからしたら負担が少ないほうが良いように思うと思います 安ければ安いほうが良いですよね? でも僕はそこにはたくさんの問題があると思うのです それを解説しますね まず、10年前の状況をおさらいしていただきたいのです 僕がUCLAに留学して開業する前の状態です 甲状腺眼症は治らない病気でした 眼窩減圧がある、というのは知っていても、入院3週間、皮膚に大きな傷が残り 片眼の手術に最低2時間、最長6時間もかかる大手術だったのです 一週間空けて、片目ずつ行う手術だった そんな手術は、患者さんはもちろんですが医師もやりたくない 眼窩減圧は失明のリスクすらある手術です 医師だって人間ですから長時間の手術で医療訴訟のリスクがあるとなれば誰もやりたくない 眼科医なら白内障手術とか硝子体手術やっていた方がスマート 眼窩減圧なんか、やっていても損するばかり だから誰もやりませんでした バセドウ病眼症は治らない病気だったのですね 全国で、眼科医にも内科医にも「治らない」「そういうもんだ」「あきらめなさい」と言われていたのです つまり手術する医師にとって魅力的に映らないと、せめて労働対価が他の手術よりも低くないことを示さないと誰もやりたがらない そして鹿嶋友敬の動ける時間は限られていますから 若手が育っていなければ、僕の手が動かなくなったら日本の眼窩減圧は再度消滅する 日本中で治らない眼症の患者さんたちが涙にくれるような時代に戻るのです それを防ぐためにはやはりきちんとした対価を示す必要があるのですね 後進医師に眼窩減圧がやりたいと思わせなきゃいけないというのが1点 それから次に、今僕がやっている手術の内容は、自分のお金と時間をかけて獲得したものです 留学に自己資金で1500万くらいかかってます それから1年間無職でしたから、本来日本にいれば入ったであろう収入を考えると 差し引きで数千万円のお金がかかっているようなものです それだけのコストをかけて、高い技術を日本に輸入して皆さんに提供しているのです 近年の日本では、安いことが良いかのように思われる風潮があります でも分かると思いますが100均ショップに行ってなにかを手に取った時に、作りが粗雑だなあって思った経験ってあると思います つまり安いものにはそれなりの理由があるのですね もともと一般家庭の出身ですから学生時代とか貧乏もしています それで言うと安いものには理由があるし、逆に高いものにも理由があるのです 高いものを高い料金を出して買ってあげないと、高いものを作る技術は廃れて、この世から無くなってしまう 平成の30年間、日本はまったく成長しませんでした 僕は日本が新しいものや技術を買うことを良しとせず より安いものを求めるようになっていったからではないかなと思っているのです みんなが100円の回転すししか食べなくなったら、銀座でしっかりした寿司を出す店はなくなり、技術も途絶えてしまうのですね だから高い技術にはそれなりの対価が必要であると考えているし、それを安く提供することは世の中の発展を阻害し、むしろ文化や技術を破壊するのでそれ(安く提供すること)はしないということが1点 次に、そもそもなんですが、オリンピア眼科病院では眼窩減圧が査定されていない それがオキュロフェイシャルクリニック東京では査定される こういうことが許されて良いと思いますか? 日本医師会のホームページには、患者の人権を謳っている部分があります https://www.med.or.jp/doctor/international/wma/lisbon.html 原則1.a すべての人は、差別なしに適切な医療を受ける権利を有する 原則2.a 患者は、民間、公的部門を問わず、担当の医師、病院、あるいは保健サービス機関を自由に選択し、また変更する権利を有する 患者さんがどの病院でどのような治療を受けるのか これは患者の権利なんです 人権と言っても良い それが恣意的な形で運用され、審査会とオリンピアが結託してオリンピアに患者が流れるように仕向ける オキュロフェイシャルクリニック東京をイジメたいがために減圧を査定するということをし、その施策が甲状腺眼症の患者の迫害になっている 僕は日本は、フェアであることを重んじる国だと思ってきました 世界でも珍しく、勝つことよりも、負けても良いから公正であることを重んじる国民 それがどうでしょう 見事に公正さのカケラもない運用をしているのです ここで諦めたら、アンフェアなことをしても許される国になっていってしまう こういう細かいことの積み重ねが国の行く末を決めると思っています だからこそ、日本社会の将来のためにも諦めないということが1点 以前のブログにも書きましたが 日本人ひとりひとりの意識が問われているのではないかと思っているのです 公正さを保つこと 高い技術を評価すること トータルの損得で考えたら、損なのかもしれませんが 僕は正しいことを正しいと言える世の中になっていってほしいと思っています

2021.05.06

関東信越厚生局へ行ってきました

関東信越厚生局へ行ってきました タイトルにある通りなのですが、関東信越厚生局の東京支部に行ってきました 関東信越厚生局は厚生労働省の下部組織です 社会保険を監督する立場にある厚生労働省の下部組織なのですね すでに関東信越厚生局には減圧が査定されることについての陳情はあげてあるので 今回は厚生労働省の中の医系技官と言われる、医師免許を持った役人に面会することが出来ないか、検討してもらいたいというのが目的です 厚生労働省の見解を基に、今後の術式を決めていくので そもそもの厚生労働省が決定を出す前に、一度プレゼンテーションできるのであればやっておきたいと思ったのです 眼窩減圧の適応の基準が明確ではなく、東京支部が恣意的な運用を行い、〇リンピアの減圧は通し、オキュロの保険は切るということをしているということを上申したのですね 担当者は当たり前ですが同情的で、なにか出来ないかやってみていただくという言質をいただくことが出来ました 患者のための制度を曲げて運用するアンフェアな人たちとのやり取りを明らかにしつつ、どれだけ彼らが皆さんのためにならないことをしているか明らかにして行きたいと思います

2021.05.04

手術前後の顔つきの変化

手術前後の顔つきの変化 先日、とある患者さんが終診となりました バセドウ病眼症の発症から ステロイドパルスして 眼窩減圧して 追加脂肪切除して (他施設)で斜視手術して すごく綺麗になったので、是非見て頂きたいなあと思ってご本人に確認したらOK頂いたので載せてみますね! 上が術前、下が終診時です 顔つきが全然違うのが分かりますね もともと美人さんですが、やはり手術をしてみるとその差は一目瞭然です バセドウ病眼症は美人病なんて呼ばれていたこともあるようですが ぜったいに美人になる病気ではない、と思います! 次に横からの写真です 足掛け3年くらいの通院が必要でしたが 発症前の状態になんとな戻すことが出来ました 病気の人が治っていくのって、本当に嬉しいものなんですよ 悩まれている方がいたら、是非この方のように人生を取り戻してください!

2021.05.02

新型コロナの感染経路の不思議

新型コロナの感染経路の不思議 GW、いかがお過ごしですか? 当院は途中2日開院する予定です ステロイドパルス治療中の患者さんもいらっしゃるので、完全に閉めるのが心苦しいのですね さて、緊急事態宣言が再度出されましたね 今回は大きな施設はすべて休業 飲食店も酒類の提供禁止になっています 酒類の提供禁止だけでなく、20時までの営業自粛を求められています 東京都では「見回り隊」なんてものが暗躍し飲食店が営業していないかをチェックしているようです 違反したら罰金となるようですね 今回は、感染経路とマスクの効果について疑問があったので記事を書きました 新型コロナが広まってから1年が経ちました 町を歩く人、電車に乗る人、道行く人でマスクしていない人はいません 全ての人がマスクをしている状態です どこであってもマスクをしている 流石に、家にいる時や食事している時は外すのですが 今どき、屋外でランニングしている人ですらマスクしている状態です 制限の厳しいところは、口だけでなく、鼻までマスクで覆うように指示されます でも思うんです これだけみんながマスクしているので、飛沫感染なんて起きようがないです そのはずなのに、なぜ感染者が急増するようなことになるのか たしかに食事の時は外しますから、その時に感染が起きるということはありえる だけど感染者の皆さんは、全員そうやって会食で移っているのでしょうか? 隣の人がコロナに感染していて、飲み会して移っている? このご時世、ほとんどの人が外食を控えていると思うんです そして会食が原因だったら、明確に辿れるはずですよね だって親しくない知人とは会食できないご時世だもの ぜったい親しい人だから、感染経路は辿れるはず でも感染が拡大している、、、、 しかも感染経路不明の感染が多くなっている 感染経路「不明」7割 新型コロナ、20~40代急増 東京都で新たに確認された新型コロナウイルスの感染者が初めて1日で100人を超えた。1日あたりの経路不明の感染者数は2週間弱で10倍以上増え、4日は感染者の7割弱を占めた。年代別では20~40代が多く、帰国後に発症した人などを起点に若い世代で感染が広がっている可能性がある。外出自粛要請の効果も十分でなく、専門家は「感染者数を抑えるため制限が必要」と指摘している… リンク www.nikkei.com そう考えると、本当に疑問に思うのですが、口からの唾液の飛沫が感染源なのでしょうか? 例えばですが、下水道を調べるとコロナウイルスがいることが分かっています つまり便にもコロナウイルスが出ているのですね だから便器のフタを閉めてから、水を流しましょう、と言っているひともいます そしておしりを拭くトイレットペーパー 何十に重ねても、便が手に付いてしまうらしいのです トイレットペーパーを浸透してしまうのですね 36枚重ねてやっと手に付かなくなるという結果が出ているようです リンク https://www.calmic.co.jp/useful/540/ 実際に同じ新種コロナウイルスであったSARSの時に起きた事例としてあがっているのは 掃除人の雑巾を介した、もしくはエレベーターのボタンを介した接触感染だったようです 今回の新型コロナで当初飲み会、カラオケでのクラスターが多く発生したため 飛沫感染が主な原因と思われていますが、本当は接触感染がメインかもしれない だとするとトイレに入ってトイレットペーパーつかってお尻を拭いて手にコロナがついて その手でドアノブやボタンを押し、他の人がそこを触って感染といったルートがありえるんじゃないかな~なんて思うんです 便から感染とか、本当に想像するのも嫌ですけど ボタンとかドアノブには気をつけましょうね あと、トイレ行ったら自分の手のアルコール除菌すると良いかもしれません こういうのはあくまで鹿嶋のアタマの体操なので、ご留意を 医療関係者ですが、まだワクチン回ってきません(笑)

2021.04.25

最近すごく忙しい理由

最近すごく忙しい理由 なかなかブログの更新が出来ずに読んでいただいている皆さんごめんなさい 最近、クリニックがとても忙しい 恐らくなんですが、ホームページとかを見て受診したいと思ったんだけどコロナで受診を控えていた方々が コロナ騒動始まってから1年が経ち まだ緊急事態宣言とかっていうのを聞いて 「もういいんじゃね?」 って思って来てくれているのかな?と思うのですが 現時点で初診の予約が200人くらいいるのですね 昨日は甲状腺眼症で減圧したい方と 他のクリニックでまぶたの手術して失敗して修正希望の方がめちゃくちゃ来院されました 遠方からの方も多くいらっしゃって 本当に悩まれている方が多いのだと実感します それからなんですが患者さんだけじゃなくて入職や研修のドクターも大量に増えました 何人いるんだろ?って書ききれないくらいいます ざっと数えたら両手に余るくらい(笑) 前からブログに書いている通りなんですが 眼窩減圧も含めて眼形成の手術技術の次世代への継承が僕のライフワークなんです 鹿嶋が死んだら、また甲状腺眼症は元に戻らないよっていう時代に戻ってはいけない だから眼科医には余すところなく技術の伝承をしたいのですね 最近僕の外来に来て、診察室や手術室であまりの人数の多さにビックリした方もいらっしゃると思います それはそういうわけなのですね 医者の世界も、学ばなければ素人と一緒ですからね 当院は大学病院と同じ研修機関でもありたいと思っています で、見学の先生が来ると、相川先生や土居先生に診療を任せておく、といったことが出来ません 手術の解説もしなければいけないし、 診察もやってみせなければいけないし、 どんな人生送りたいのか、の相談に(勝手に)乗らなきゃいけない そうすると自分の時間が取れないんです それからそれから鉄板焼きとかの話もあります 今はまだ店舗のレイアウトを考えている段階なのでそれほどやることが多いわけではないのですが アタマのなかはフル回転してシミュレーションしておかなくてはいけません それからそれからそれから 千葉の話も進んでいます 千葉は「まぶたとなみだのクリニック千葉」として開業する予定です 竣工が11月なので多分オープンは2月くらい? これも話が進んでいるのですね その他にいずれ大宮もやりたいなあと思っています その他にも前に進めなければいけないどでかい仕事が舞い込んできました これについてはまた数か月したらご報告するのですが そういうのも全部含めて、自分の時間が取れずにブログが書けない、、、という言い訳でした! 時代は前に進みます 今の僕の姿と、1年後2年後の姿は全然違うと思うので ご興味ある方は是非このブログを憶えておいてくださいね それでは、皆様、良い週末をお過ごしください!

2021.04.18

なぜ鹿嶋は闘うのか

なぜ鹿嶋は闘うのか 患者会からの公開質問状に社会保険東京支部が回答しました その内容に合わせ、オリンピア眼科病院と同じ術式で手術を行いました しかしまたも眼窩減圧術の保険が査定されました 今回の経緯についてもアメブロでも書きましたし それをFacebookに転載もしました 知り合い数名から、今回のことでもし勝ったとしても他でいじめられるから闘うのやめたら?というアドバイスを頂きました でも僕は闘うことを止めません それはなぜなのか リスクを承知で前に進むのはなぜか すこし話がそれますが、20-30年前の日本は世界でも有数の先進国でした 1人当たりのGDPも一桁くらいの順位だったのですね それが平成の30年で、どんどん順位は落ち続け、 2020年には23位まで低下しています その間に何が起こったかと言えば SHARPのような大企業は潰れて買収され 東芝は大きく傾き、外資の食い物になりました なによりもApple、Google、Facebook、Amazonなどの新興企業が日本ではほとんど育っていません YoutubeもInstagramもLINEも外国企業 日本人が作ったものが身の周りからどんどん無くなっています つまり日本人のお金が海外に行っているのですね ソフトバンク、楽天、ユニクロくらいでしょうか 時価総額国内No.1のトヨタ自動車でも世界では41位です どんどん日本の順位が低下している現状があります ではそれが何故起きたのか それは日本人が新しいものを受け入れなくなったから、ではないかと思っています 良いものや新しいもの、新しいチャレンジに「いいね!」と言えなくなった むしろそういうものにケチをつけるようになってしまった いまのマスコミの報道や野党の皆さんの言うことを見ればわかります 政府のやることに、一切「いいね!」と言わない どうにかしてマイナスポイントを見つけようとして どんな些細なことでも騒ぎ立てる コロナ対策、ワクチン、芸能人の不倫、、、、、 多分、国民の大半は辟易しているのではないかと思います その証拠に、TV視聴者は減り、立憲民主の支持率は上がらず、新聞の購読者数は減っていますからね もともと日本人は寛容だったのです 外国人に優しいし、外国の文化を取り入れて日本流にアレンジする 結婚離婚も今より全然自由 そういう社会だったはずが、どんどん不寛容になっている そういう不寛容な社会からはイノベーションは生まれません 新しいことをすれば叩かれますからね イノベーションがなければ、同じ状態が続く 同じ状態が続いたらどうなるか 自分はそのままで良いかもしれませんが 世界各国は成長していきますからどんどん抜かれていく ほんとうに日本の凋落が激しいと感じています だから僕は、日本が新しいもの、良いものを許容する社会になって欲しいと思っているのです イノベーションにケチをつけず、チャレンジに「いいね」と言う社会にしたい そうなればきっとまたGDPは伸びていけるはず そう信じているのです 話がズレたようで繋がっています 眼窩減圧という日本では認知されていなかった手術 これを海外の知見を取り入れて、患者さんの負担を最小にして提供する 世界では当たり前に行われていることだが、日本では超最先端のこと つまり新しいチャレンジなのですね 今回の眼窩減圧術を査定されたことは、成長しなかった平成と言う時代を作った老人たちが、若者がする新しいチャレンジの芽を潰そうとしている そういう構図に僕の目には移ります 誤解のないように付け加えますが、社保のスタッフや東京の審査会の先生方に対しては「気の毒に」としか思っていません だって彼らは専門知識も無いので、僕と「何か」に板挟みになってしまっている状態ですから犠牲者です 僕が闘うのは、その「何か」です オリンピア眼科病院の減圧は通し、オキュロの減圧は切る そんな理不尽を通して、患者さんを自分のところに持っていきたいのは誰なのか そんな理不尽を通して、「アイツと手を握るな」と圧力をかけているのは誰なのか そんな誰かさんが、時代が前に進むことに抵抗し、日本を凋落させるのです 僕はコロナ前までは毎年4回以上、海外学会で発表していました そんな誰かさんを海外学会で見ることはほとんどありませんし 日本人同士で固まってて、海外のドクターとディスカッションすることもない 古い手術、効率的でない手術を患者さんに提供し 新しい手術、効率的な手術をしようとすると足を引っ張る そんな日本の社会であってほしくないのです 米国留学して、その思いは強くなりました 他の方もそうだと思いますが、他国を見るとより郷土愛が強くなるのですね 僕は日本の成長のために一生を捧げたいと思っていますし、だからこそチャレンジを潰そうとする老人とは闘い続けます

診療時間
8:15〜17:00 - -

[休診日]月曜・日曜・祝日
※当院の診療は完全予約制になります。

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アクセス
群馬県前橋市
【新前橋 かしま眼科形成外科クリニック】
電話番号:TEL:027-288-0224
〒371-0844
群馬県前橋市古市町180−1
フォレストモール新前橋
  • 大型駐車場 完備(フォレストモール新前橋内)
  • 新前橋駅から徒歩7分
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