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患者さんたちのご家族の反応
患者さんが当院を受診されるとき、親御さんや配偶者、お子さんが付き添うことがあります。
当院を訪れる患者さんはどこでも治してくれるような病気ではなく、他の医療機関で治してもらえず、困りに困って当院をネット検索して受診するので、大抵ご本人は手術に前向きなのですがご家族はそれぞれ立場が違います。
付き添いがお子さんの場合。
これはもう全く心配していないですし、
完全に無関心か、むしろどう変化するのか楽しみにしている場合もあります。
配偶者の場合。
この場合には患者さんの悩みを共有しているのでそもそもご本人と同じく手術に前向きであることが多いです。
ただ患者さんの身体をすごく心配しているので手術に関する質問はとても多く、しかも多岐にわたる印象があります。
でも全てに答えると信頼して任せてくれるように感じます。
逆に付き添いが親御さんの場合には、多くの場合反対します。
お子さんが手術を受けるとなると、やはり手術のリスクが心配になるのでしょうね。
患者さん本人が、ご本人の状態を本当に嫌になってしまってうつ状態のようになっていることも多いのですが、それでも親御さんは反対することが多いです。
そんな時に親御さんに伝えるのですが、
・患者さん本人がどれだけ心にダメージを負っているか
・毎日鏡を見るたびに自分自身が嫌いになっていくことがどれだけつらいのか
・外出のときに人目を避けて髪を下ろして眼鏡とマスクをつけたり、むしろ外出自体を控えるになったりすることが生活の質をどれだけ落としているのか。
そんなことを親御さんに話をすると、それを聞いている患者さんが涙することも多いです。
先日は1日で3人ほど涙を流されていました。
僕らのもとにはそんな患者さんたちが多くいらっしゃるので、誰にも分ってもらえない悩みを理解することが出来ます。
バセドウ病、眼窩骨折、眼窩腫瘍など専門家のほとんどいない疾患でお悩みの方は是非ご相談ください。
治せる病気があるかもしれません。
2018年手術実績 3046件
群馬大学 眼科 非常勤講師
涙道涙液学会 理事
オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F
03-5579-9995
http://www.oc-tokyo.com/
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